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総 評
記述力が問われる
大問1は小説の読解。問1は空欄直前の「雑誌」という語と傍線部の「もしそうだとしたら」という指示語が手掛かり。問3は老人の「俊敏」な様子を押さえた上で、傍線部直前の「ここで長い時間を過ごしてきた」の「ここ」を「暗室」と置き換えられるかが成否の分かれ目になる。問5は空欄直前の「今日学校で、」につながるように、進路を決断したことから書き出し、それが老人の「おかげ」だったことが分かるようにまとめればよい。
大問4は論説文。問1は空欄前後の言葉を頼りに2段落の適当な個所を利用して書くこと。問2は「第二の実験」でのナミハダニへのリママメの葉っぱの反応が5段落で述べられていることを見抜ければ書ける。問3は「ハナバチの成虫」に「必要」なものを答える問題。まず10段落の「多様な植物があってこそ成虫はその生涯と役割をまっとうできる」に注目できたかがカギになる。加えて「開花期」の語を「多様な植物」と結び付ける着眼点がほしい。
大問5は古文。会話文は「曰はく」と「と」が目印になる。大問6は「時間を守ることの大切さ」についての作文。「時間」に対する意見を、自分の体験などを踏まえて書くことが求められている。
全体的に読解力だけでなく記述力も要求される問題であった。空欄前後の言葉と解答を対応させるためのまとめ方に工夫が必要で、苦労した受験生も多いと思われる。
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