|
総 評
幅広い分野から出題
【出題方針】
国語を適切に表現し、正確に理解する能力をみる内容をできるだけ広範囲に出題。文学、説明的な文章問題では理解力をみるような問題を出し、古典は基本的な読解力を問うた。また作文と言語事項についての問題を出し、表現力や基礎的な言語能力をみるように努めた。
【分析】
大問は5題で構成されており、出題形式は昨年と同じであった。
大問1は小説の読解。問2は傍線A直後の会話からあてはまらないものを選ぶ。問3は「そういう」という指示語に着目し、指定語句の「知識」「邪魔」を含む文をまとめて答える。問4のAは空欄前後で立岡先生から「と言われ、」とあるので該当する部分を探す。Bは傍線Cの直前がヒント。問5はアの「客観的に」、オの「二人の視点が交互に入れ替わり」がそれぞれ不適切。
大問2は漢字・語法。問2はメロスを主語にし、イに「励まされ」という受け身の形を入れる。
大問3は説明文の読解。問2はあてはまらないものを「すべて選び」とあることに注意。問3は傍線Bの「屏風は…『場に』切り分け」という文の構造と同じものを選ぶ。問4は傍線Cの直後の指示語をヒントに日本と西欧がそれぞれ「秘密」についてどうとらえているかを記述する。問5は指定語句の「社会的集団」「距離」の2語を中心とする部分をおさえ、空欄前後につながるようにまとめる。
大問4は古文・漢文。問2は傍線直後に「〜となり」という会話の終わりを示す語があるので、その発言主を答える。問3は漢文の返り点に関する問題であった。
大問5は作文。「身に付けたいコミュニケーション能力」を自分の体験をふまえて書く。
出題形式、出題傾向は昨年とほぼ同じだったが、漢文の知識が問われた点が新しかった。難易度は昨年並みであろう。
|