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テレビ埼玉入試特番 埼玉県公立高校入試の傾向と対策   2012年度入試対策

番組内で放送された解説を載せています。
問題<PDF>はこちらからDLしてください。

サイエイテレ玉特番〜理科解説

「力」「仕事」などの物理分野は、実験を実際に見ながら問題に取り組むと、表に載っている数字の意味や問題の解き方が、驚くほどよくわかります。
本年度の入試では、正答率2.4%の難題となった難問〜「動滑車を使った仕事の問題」に挑戦してみましょう。
「浮力のおもしろ実験」もご紹介します。

問2
【表】
おもりの質量[g]
100
200
300
400
500
図1の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
ひもを引く距離[cm]
10
10
10
10
10
図2の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
ひもを引く距離[cm]
10
10
10
10
10
図3の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
0.6
1.1
1.6
2.1
2.6
ひもを引く距離[cm]
20
20
20
20
20
ポイント  


おもりの質量が同じ場合、図1と図2を見比べてみると、ひもを引く力の大きさは同じになっています。
次に、ひもを引く距離も同じになっていることがわかります。

力の向きは、図1は上向き、図2は右向きに引いているので、変わっていることが分かります。

【答え】 定滑車を使うと、ひもを引く力の大きさとひもを引く距離は同じで、力の向きは変わる。

問3
●図2の表のおもりの質量300gに注目します。
【表】
おもりの質量[g]
100
200
300
400
500
図1の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
ひもを引く距離[cm]
10
10
10
10
10
図2の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
ひもを引く距離[cm]
10
10
10
10
10
図3の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
0.6
1.1
1.6
2.1
2.6
ひもを引く距離[cm]
20
20
20
20
20
ひもを引く力の大きさは3.0N、ひもを引く距離は10cmで単位をmに直すと0.1mです。
よって、仕事を求める公式は、


仕事の大きさ〔J〕=力の大きさ〔N〕×力の向きに動いた距離〔m〕

なので、3.0N×0.1m=0.3Jとなります。


問4

 

●図3の表のひもを引く力の大きさに注目します。
【表】
おもりの質量[g]
100
200
300
400
500
600
700
800
図3の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
0.6
1.1
1.6
2.1
2.6
3.1
3.6
4.1
ひもを引く距離[cm]
20
20
20
20
20
20
20
20

おもりの質量が100g、200g、300g、400g、500gとなるとそれぞれひもを引く力の大きさが0.6、1.1、1.6、2.1、2.6Nとなります。
100g、200gのひもを引く力の大きさを見ると、0.5N増えていることが分かります。
他の部分を見ても、0.5Nずつ増えていることに注目をすると、600g、700g、800gと0.5Nずつ増えるので、3.1N →3.6N→ 4.1Nとなり、 答えは4.1Nとなります。


問5(1)

 


図4の装置は一見複雑そうにみえますが、この定滑車は力の向きを変えるだけで、力の大きさ、引く距離は同じなので、動滑車だけを使った図3の装置と同じであることが言え、図3の実験結果を使うことができます。

●図3の表の質量400gに注目します。
おもりの質量[g]
100
200
300
400
500
図1の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
ひもを引く距離[cm]
10
10
10
10
10
図2の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
ひもを引く距離[cm]
10
10
10
10
10
図3の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
0.6
1.1
1.6
2.1
2.6
ひもを引く距離[cm]
20
20
20
20
20

図3の結果を利用すると、 答えが20cmとなります。

問5(2)

 


次に正答率が2.4%の難題にチャレンジします。
モーターの仕事率は0.3Wと問題文の中で書かれています。

●図3の表の質量400gに注目します。
おもりの質量[g]
100
200
300
400
500
図1の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
ひもを引く距離[cm]
10
10
10
10
10
図2の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
ひもを引く距離[cm]
10
10
10
10
10
図3の場合
ひもを引く力の大きさ[N]
0.6
1.1
1.6
2.1
2.6
ひもを引く距離[cm]
20
20
20
20
20

図3の表を利用すると、ひもを引く力の大きさが2.1N、ひも引く距離が20cm、mの単位に直すと0.2mです。モーターの仕事の大きさを求めると、仕事の大きさ〔J〕=力の大きさ〔N〕×力の向きに動いた距離〔m〕になるので、2.1N×0.2m=0.42Jと求められます。
次に、仕事〔J〕=仕事率〔W〕×かかった時間〔秒〕より、0.42J=0.3W×x秒となり、x=0.42J÷0.3W=1.4 答えは1.4秒となります。

このように、正答率が低い問題も、図や表などを利用すれば、簡単に求められます。この問題に限らず、問題の中で与えられている、図や表は問題を解く上で、大きなヒントになっていることを忘れないでください。

テレ玉放送スケジュール入試必勝ポイント

@がヒント
 ★ 実験、観察の図やその結果の表に重要なヒントがある。

A公式を使いこなせるようにする
 ★ 仕事の大きさ〔J〕=力の大きさ〔N〕×力の向きに動いた距離〔m〕
 ★ 仕事率〔W〕=仕事〔J〕÷かかった時間〔秒〕
 ★ 浮力〔N〕=空気中でのばねはかりの値〔N〕−水中でのばねはかりの値〔N〕

B教科書改定にともなう単元の対策
 ★ H22→2月・4イオン
 ★ H23→3遺伝・5仕事
 ★ H24⇒電力量や、浮力など


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