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 トップページ埼英スクール卒業生インタビュー > 森 浩太さん
加須東中学校  卒業
早稲田本庄高等学院 卒業
早稲田大学政治経済学部経済学科 卒業
今春より東京大学大学院経済学研究科 入学
大学時代の4年間 個別南浦和校 講師として勤務
「効率の良い学習方法」について埼英通信(12月・1月号)執筆

 後輩へと送るメッセージとして書きます。こういう人もいたんだ、というように受け止められ、一つの参考となれば幸いです。
 まずは僕のこれまでの進路の話から始めたいと思います。僕が埼英スクールの一員となったのは小学6年生のころでした。中学は最寄りの公立中学校に通っていたので、進路選択というと高校受験から始まります。
 その時の僕は、自分を取り巻く学校の影響を強く受け、進路についてはかなりあいまいに考えていました。しかし鴫村先生をはじめ、埼英スクールの先生が多くの学校を紹介して、進路に対する幅と、目標を持たせてくれました。いまでも感謝しています。またSKクラスに在籍し、行きなれた花崎校から久喜校に学習環境を移したことで、気持ちが引き締まり、責任ある取り組みをすることができました。
 そしてその後、僕は早稲田大学本庄高等学院を進路に選びました。理由はシンプルでした。自分の性格等を考えて、勉強に縛られない、様々なことに取り組む高校生活がしたい、というものです。 よく言われることですが附属高校では自由があります。それを求めての選択でした。 結果は一長一短であったと思います。
強く実感したのは自由の恐ろしさでした。自由な環境はより多くの可能性に恵まれています。しかしその中には何もしないという可能性も含まれていることを知ったのです。
 休日の朝に早起きするのが難しいように、部活に入らずに継続的に運動することが難しいように、自由な環境の中で自分を律することの困難を痛いほど味わいました。僕はこれを勝手に「セルフ・マネージメント」と呼んでいますが、これができる人を僕は心から尊敬し、羨ましく思います。
 附属高校を選択する人には(比較的自由な大学を選択する場合にも)この点に注意して自分にできるのかを考慮することを勧めます。裏返しですが、強制された何かであっても後から振り返れば良かったと思えることも多く、そういう場所に自ら飛び込むのも一つの手かもしれません。その中でも埼英スクールで学んだ学習姿勢は、生活にメリハリを持たせ、得意な数学と英語に力を注ぐことができ最高の高校生活を送れました。
 その後、僕は早稲田大学政治経済学部経済学科を選択しました。その理由は、理科系以外で得意な数学を生かせる、ということでした。理科系を選ばなかった理由は、物を作ったりいじったりということが不得意だったからです(工作、実験は大の苦手!)。隣の芝生が青く見える日もありますが、学部での4年間の勉強が充実していたこともまた事実です。自分の特性を活かした進路選択は多かれ少なかれ自分の可能性を狭めていくわけですから、ある程度はやむを得ないだろうと思います。
 納得のいくまで数学を追究するため、今春、東京大学大学院経済学研究科へ進学します。理由は様々ですが、学者を志す気持ちがあるのもその1つです。修士課程へ進むことでその可能性を残した形です。
 これから自分がどうなっていくかは分かりません。けど埼英スクールで学んだ学習の楽しさは、まだまだ追い求めて行きたいです。ただ、こんなわがままな進路(私立高校・大学を出て大学院まで!)を許してくれた両親に早く報いなければという思いは強くなるばかりなので、必ず修士課程を経て、胸をはれる社会人となり親孝行します。
 こうして振り返ると将来の道を強制されないからこそセルフ・マネージメントの重要さを痛感しています。
 こんなわけですから、これから始まる大学院生活での自分のテーマは「自分に厳しく」です。また新たな希望を持って学生生活を始められることに幸せをかみしめています。
ここからは、今埼英スクールで学ぶ皆さんに向けて、ここで得たものが今にどう生きているか、を書いておきます。
今となっても依然役に立っているのは沢山ありますが、その中でも1つ挙げるなら英語の知識です。特に英文解釈の知識ですが、殊読むことに関しては埼英で受けたもの以上の授業は未だ受けたことがありません。
これは、中学から高校にかけてあまり内容に変化がない、という英語科目の特徴にもよるものもあると思いますが、英語の学習のしたかの基礎を埼英スクールで身につけられたからです。
 また、自主学習が身についたということも今に生きています。その一番の要因は各種検定の受験です。検定試験を受けることは、小さなハードルをいくつも飛び越えるのに似ていて、とっつきやすい勉強方法として今にも生きています。この勉強の仕方を受験に活用できたことが、むらのない知識の習得につながりました。
 さて、これまでは割と長い目で見たアドバイスをしてきましたが、最後に勉強方法に関して書いておきたいと思います(それだけ教えろ、という声が聞こえてきそうですが…)。といっても、僕が言いたいのは結局のところ、勉強には裏技・近道はあまりない、ということです。やっぱり時間をかけた分だけ力は付くのだと思います。 理解したければ考える、覚えたければ考える、考えた時間の分だけ入ってくる。そういう勉強の仕方で今まで僕はやってきました。ですから、埼英スクールでみっちり鍛えられることを勧めます。考えて理解するより解き方を暗記した方がやり易いと考える人もいるかもしれません。 僕はテクニックで点をとることを全面的に否定しません。受験テクニックは後から見直せば驚くほど精巧に作られているからです。しかし各解法の裏にはより深い理解が隠されているということを心のどこかに留めておいてほしいと思います。そういう認識は、あなたの理解を深め学力を高めるでしょう。のみならず、大きな楽しみをくれるでしょう。
 最後に、勉強が全く面白くないという人へ。教科の内容がつまらないなら、勉強して成績が少しずつでも向上していくのを楽しんでください。ロールプレイングゲームをやったことがある人なら、レベルアップの瞬間の嬉しさを知っているのでは?
 以上が先輩としてのメッセージです。






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